トマトオータムスィート
極みの甘さ!秋どり中玉トマト
- 基本データ
-
- 科目・属名
- 販売時期
- 収穫時期
ナス科トマト属 6月下旬~7月中旬 9月上旬以降
特徴
●人気の中玉スイートトマトの夏秋タイプ。
●夜間温度が下がる9月末に、実付きがメインになるように育てますと非常に甘いトマトが収穫できます。<美味しい理由>
平地での真夏のトマトは、本来の甘みほど甘くない場合があります。
それは暑さにより夜間の呼吸量が増えることによりエネルギーを消費してしまうので、糖分として溜まりにくいためです。
夜間温度が下がる9月末に実つきがメインになる作型のオータムスィートは極みの甘さが楽しめます。栽培のコツ
● 土作り・植え付け・栽培環境
<土作り>
植付の10~14日前に苦土石灰とカルシウム入り肥料と堆肥を入れ、良く耕します。 同じナス科の植物(じゃがいも、トマト、ナスなど)と連作しないように注意します。
<植え付け>
植え付けの時期は、外気温18℃以上の4月中旬以降が適期です。 苗は大きくなるので、株間を40cm以上とり植えつけます。 地温保持や雑草防止のためマルチやワラを敷くと効果的です。 鉢植えの場合は、たっぷり土が入る10号程度の大型の鉢(直径30cm、深さ30~35cm程度)を選びます。 ワイドプランターなら2株植えつけることができます。● 管理方法
主茎と側茎の間に出るわき芽をかきます。わき芽を摘まずに枝を増やすと植物の力が分散されて果実が小さめになることがあります。
<生理障害>
高温で土壌が過乾湿の時期や、窒素肥料の多用、カルシウム欠乏などで尻腐病やすじ腐れ病が発生します。土作りで深く耕して堆肥を十分に施し、カルシウム入り肥料を加え、マルチなどで土壌水分の急激な変化を避けるように注意します。● 肥料
野菜専用肥料または化成肥料を一握り、株の周りにまきます。開花後小さい実がついてきたら、野菜専用液肥を週1回与えます。
● 収穫・楽しみ方
果実が十分に着色し、糖度がのってきたら収穫します。 収穫が近づいてきたらやや乾燥気味にすると糖度が上がり美味しくなります。
※注意
夏場の植え付けなので、根付くまでの1週間が重要です。特にプランターや鉢植え栽培の方は水管理に注意してください。根付くまで乾燥しないように気温の低い朝か夕方に水やりを行います。気温が高い日中に水やりを行うと、鉢や地表近くに残っている水の温度が上がり、植物の根を傷め枯れてしまう可能性があります。暑さ対策として敷きわら等で株元を覆い、地温上昇を防ぐことをおすすめします。