ナス超やわらかナス
- 基本データ
-
- 科目・属名
- 販売時期
- 収穫時期
ナス科ナス属 4月中旬~5月中旬 (春定植)7月以降(夏定植)9月以降
特徴
皮も果実もやわらかく生食でも美味です。
やわらかすぎるため市場流通の難しい品種なので、自家栽培しないとなかなか味わえません。
果実はやや長めの中長系で、美しい光沢があります。
成り休みがなく、長期間栽培できます。栽培のコツ
● 土作り・植え付け・栽培環境
植付の10~14日前に苦土石灰とカルシウム入り肥料と堆肥を入れ、良く耕します。
ナスは多肥を好みます。堆肥を十分に施し、保水力のある肥沃な土作りを行います。
同じナス科の植物(じゃがいも、トマト、ナスなど)と連作しないように注意します。植え付けの時期は、霜の降る恐れがなく、外気温18℃以上の4月中旬以降が適期です。
苗は大きくなるので、株間を60cm以上とり植えつけます(鉢植えの場合は8~10号鉢の中心に1本植え)。
地温保持や雑草防止のためマルチやワラを敷くと効果的です。● 管理方法
一番花が咲く頃支柱を立てます。主枝と側枝の2~3本を伸ばします。夏の生育期は葉や木が大きくなりますので、内部も日当たりや風通しを良くするように枝を整理します。病害虫が発生した場合は、お近くの販売店にお問い合わせの上、適切な農薬を使用するようにしてください。そのまま使えるタイプのハンドスプレー式薬剤や野菜専用薬剤も市販されています。
害虫予防として、苗の植え付け時に粒状薬剤をまくと効果的です。特に梅雨明け後は十分に水やりしてください。根元から畝間にワラを敷くと乾きを防ぐのに役立ちます。● 肥料
10日たって根付いたら、一握りの肥料を株の周りにまきます。追肥は15~20日ごとに行います。
● 収穫・楽しみ方
加熱するととろとろの食感になり、生食だけでなく炒め物にも使える万能品種です。
夏は冷やしたナスとわさび醤油でナスの刺身にしても美味しく召し上がれます。