極早生 タマネギ貴錦
たかにしき

太りが良く、早どりに最適な甲高品種

販売形態
  1. 20mℓ詰
  2. 2dℓ詰
  3. ペレット5千粒詰

静岡県・中津川正数氏育成

  • 特性

    ●秋まきの青切り用極早生品種で、収穫期は暖地3月下旬から4月上旬、中間地で4月下旬です。
    ●玉は、球径比(縦/横)85%程度の丸~甲高で、光沢のある濃黄色です。
    ●りん片が厚く軟らかで甘みがあり、食味は非常に優れます。
    ●収穫は、極早生種としては多収で、4月上旬どりで10aあたり6tが可能です。
    ※セット栽培が可能。

  • 栽培要点

    ●適応作型は、暖地のマルチ栽培が標準ですが、早生性を生かしたトンネル栽培にも適応します。
    ●圃場条件等により結果が変わりますが、中間地の栽培も可能です。その際には不織布等の被覆資材を使用することが望ましいです。
    ●播種期は暖地9月12~15日、中間地9月10~15日頃が適していますが、栽培地の環境を考慮して調整します。

  • 作型表

  • 「貴錦」のセット栽培

    極早生品種の「貴錦」は、セット栽培にも適しています。 セット栽培とは、8月末から9月初めに小さなタマネギ球(セット球)を定植し、11~12月ころにか けてタマネギを収穫する栽培です。年内からタマネギ収穫ができる栽培として注目されていますが、 規格内収量が低くなりやすいので、家庭菜園や直売所出荷に向きます。 栽培地域は暖地が主体ですが、中間地でもトンネル等の資材を使用する事で栽培が可能です。


     
     セット栽培のポイント・・・
    ①定植するセット球の大きさを2~2.5cm(1円玉~500円玉の大きさ位)にそろえ、分球発生を抑えます。
    ②セット球の植え付け時期(8月末~9月始め)を厳守します。
    ③植え付け時期はまだ暑いので、白黒マルチを使用し、日除けの寒冷紗等を用いて地温をなるべく下げ、萌芽をそろえ、初期生育を確保します。