キュウリ地這いきゅうり じばいげんき

地這いきゅうりの決定版

基本データ
    • 科目・属名
    ウリ科キュウリ属
    • 販売時期
    4月中旬~5月中旬
    • 収穫時期
    6月以降
  • 特徴

    ●待望の地這い向け品種です。
    ●ツルもちが良く、立木で仕上げることも可能です。
    ●果皮はやわらかく、歯切れの良いキュウリ本来の甘みを実感してください。

  • 栽培のコツ

    ● 土作り・植え付け・栽培環境

    植え付けの10~14日前に苦土石灰、化成肥料と堆肥を入れ、良く耕します。
    堆肥を十分に施し、保水力のある肥沃な土作りを行います。
    連作地は避けるようにしてください。

    植え付けの時期は、霜の降る恐れがなく、外気温18℃以上の4月中旬以降が適期です。

    ● 管理方法

    支柱立て
    植え付け後、市販の支柱や竹とネット(網)を用いて、キュウリのつるを誘引します。
    最初の主枝(親づる)を支柱に誘引します。親づるが支柱の最高部に達したら芯を止めます(摘芯)。
    子づるは全部伸ばすのではなく、下から5節目くらいはわき芽を摘み取ります。
    それより上に出た子づるは2節で摘みます。

    地這い栽培(支柱を立てず、地面を這わせる栽培)
    植え付け後、親づるは3~5節で止め、子づる3~4本を伸ばします。
    そして子づるを10~15節で止めます(摘芯)。
    孫づるは伸ばして摘みませんが、繁茂したら適当に摘んでください。

    病害虫防除
    想定される病気としてベト病やウドンコ病などがあります。
    また、害虫として、アブラムシ・ダニ・アオムシなどが発生します。
    その際は、お近くの販売店にお問い合わせのうえ、適切な農薬を使用してください。

    水やり
    晴天の時には、必ず株元に水を与えてください。
    乾きを防ぐためには、植え付け前に畝にビニール(マルチ)を掛けるなどの対策をとります。

    ● 肥料

    キュウリの果実がとれ始めたら、株元に一握りくらいの化成肥料をまんべんなく施します。
    その後10日ごとに肥料を与えてください。

    ● 収穫・楽しみ方

    長さ20cmくらいがとりごろです。