ピーマンジャンボピーマン GG

苦みの少ない大型品種!

  • 大きさ比較1
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基本データ
    • 科目・属名
    ナス科トウガラシ属
    • 販売時期
    4月中旬~5月下旬
    • 収穫時期
    7月以降
  • 特徴

    ●1つの果実の大きさが通常の3~5倍と、とても大型です。
    ●果実が大きいため、1株あたりの収穫量も多くなりやすいです。
    ●苦味が少なく、生でも加熱してもおいしいです。

  • 栽培のコツ

    ●土作り・植え付け・栽培環境

    <土作り>
    植え付けの10~14日前に苦土石灰とカルシウム入り肥料と堆肥を入れ、良く耕します。
    ピーマンは浅く根を張る性質がありますので、堆肥を十分に施し、保水力のある肥沃な土作りを行います。
    同じナス科の植物(じゃがいも、トマト、ナスなど)と連作しないように注意します。

    <植え付け>
    植え付けの時期は、霜の降る恐れがなく、外気温18℃以上の4月中旬以降が適期です。
    苗は大きくなるので、株間を60cm以上とり植えつけます(鉢植えの場合は8~10号鉢の中心に1本植え)。
    地温保持や雑草防止のためマルチや敷きわらを使うと効果的です。
    植え付け後、直ちに仮支柱を立てます。 40cm以上伸びたら、長さ70~80cmの本支柱を斜めに2本立て誘引します。

    ●管理方法

    <水やり>
    特に梅雨明け後は十分に水やりしてください。 根元から畝間にわらを敷くと乾きを防ぐのに役立ちます。

    <整枝>
    第1花のつくところで分かれる強い枝2本(3~4本でも可)を伸ばし、他の枝は取り除きます。
    1か所に多くの果実が着果すると果実があまり肥大しなくなるので、大きい果実をとるには1か所に1~2個の着果にしましょう。

    <病害虫防除>
    病害虫が発生した場合は、お近くの販売店にお問い合わせの上、適切な農薬を使用するようにしてください。

    ●肥料

    野菜専用肥料または化成肥料を一握り、株の周りにまきます。
    7~8日たって根付いたら、野菜専用液肥を週1回与えるか、化成肥料や油粕の固形肥料を月に 1~2回根元に置きます。
    次々と実がついてきたら、7~10日に1回液体肥料を与えます。
    尻腐れの要因として、カルシウム不足があります。カルシウム入り肥料を追肥として与えてください。

    ●収穫・楽しみ方

    約15cmほどになった実からはさみで切り取って収穫します。
    果実が一度にたくさんついた場合は、一部を小さいうちに収穫すると株に負担がかからず、収穫量が多くなりやすいです。
    小さい果実も問題なく召し上がれます。
    ピクルスや炒め物はもちろん、果実の大きさを生かし、肉詰めにするとインパクト大です。