カブゆきわらし
ゆきわらし
白さび病に強く、低温肥大性の良い小カブ~中カブどり用品種
特性
●低温肥大性が良く、小カブから中カブまでの出荷が可能です。
●白さび病には絶大の強さを持っています。
●草姿は極立性で、葉の垂れが少なく、葉柄は極太でしっかりしているので、収穫、洗浄、調整、結束作業が非常に容易です。
●根部は豊円形で、尻のまとまりが良く、変形や尖り玉になりにくいです。
●肉質は軟らかで、甘みに富みます。作型表
『カブってこんなにおいしいの!』
と「ゆきわらし」を食べた方から感想をいただくことがあります。「ゆきわらし」は①食味が良い、②肥大力があり収量が多い、③白さび病に強い等の特長を持った品種です。特に食味に関しては、甘みが強く、カブ独特の軟らかい食感も兼ね備えており、直売所、加工業者などからも高い評価をいただいております。是非、お試しください。
「ゆきわらし」はマイクロカブ~中カブサイズの大きさまで収穫可能!
「ゆきわらし」は根部のサイズが小さいマイクロカブ(直径3~4cm)から中カブサイズ(10~12cm)の大きさまで収穫することができ、長期間の栽培、収穫を楽しむことができる品種です。なぜ、「ゆきわらし」はこのような栽培が可能かと言うと①肥大力に優れる②尻づまりが良く小さいサイズから根部の形がまとまる③大きくしても割れにくい④す入りが遅く在圃性がある等優れた特性を有しているからです。
①肥大力に優れる
通常の小カブ品種は肥大力があまりなく中カブサイズの大きさまで肥大することは難しいですが、「ゆきわらし」は肥大力が抜群のため中カブサイズまでしっかり肥大します。
②尻づまりが良く小さいサイズから根部の形がまとまる
カブなどの根菜は根が地中に伸びてから肥大を開始するので、生育初期の根部の形は尻が尖った形状になってしまう傾向にあります。しかし、「ゆきわらし」は生育初期から尻止まり良く、しっかり肥大をしていくため生育初期から形状は豊円形でまとまります。
③大きくしても割れにくい
根部は大きく肥大させると割れてしまう危険がありますが、「ゆきわらし」は割れにくいので大きなサイズまで安心して栽培することができます。
④す入りが遅く在圃性がある
圃場に長期間置いておくと根の中が空洞化してきます。この現象をす入りと言いますが、「ゆきわらし」はす入りの発生が遅く長期間の栽培が可能です。