ブルーベリーはやばや星

早生で大粒のブルーベリー!

  • (品種名 はやばや星)

基本データ
    • 科目・属名
    ツツジ科スノキ属
    • 販売時期
    2月上旬~3月下旬、9月下旬~12月中旬
    • 収穫時期
    翌々年6月下旬~7月下旬
  • 特徴

    ●群馬県が開発した、実が大粒で食べごたえがある早生品種です。
    ●程よい甘みとやや強めの酸味があり、生食、加工のどちらにも向きます。

  • 栽培のコツ

    ●管理方法

    <水やり・乾燥対策>
    ブルーベリーの根は浅く広がり、通気性の良い土を好み、乾燥を嫌います。庭植え・鉢植え共に水やりは必須ですが、特に春と夏の乾燥期間には、鉢植えは毎日(場合によっては日に2回)、庭植えは4~5日間隔で水遣りをするようにしましょう。特に鉢植え栽培では、絶対に土を乾かさないようにしましょう!土を固めないように有機物(わら・腐葉土・おがくずなど)でマルチングをすることで土の水分が一定になり、順調に生育ができるようになります。

    <せん定の方法>
    大きな果実を収穫するためには、休眠期のせん定(2~3月中旬)は必須です。1・2年目は木が弱らないように花芽をとります。あまり強いせん定はしないようにします。3年目から勢いの強い結果枝を残して、弱い結果枝を間引きます。株元から出ている枝葉3~4本程度になるようにします。込み合っている部分も間引きます。

    <病害虫について>
    ブルーベリーの栽培で特に注意しなければならない病害虫はありません。予防対策としては、日当たり、風通しを良くして、株もとの除草を心がけると良いでしょう。

    ● 肥料

    植えつけて2~3年目ぐらいまでは、「肥料やけ」などを防ぐために、ゆっくりと効く緩効性肥料の化成肥料を使います。即効性の肥料は果実が安定して成り始める成木に成ってから施すようにしましょう。

    ● 自家不和合性について

    自家不和合性とは、同じ品種同士で授粉をしても受精が出来ず、果実がつけられない性質のことです。
    ブルーベリーのラビットアイ系はこの性質を強く持っています。
    ハイブッシュ系である本品種は自分の花粉でも受精することが出来ますが、他のハイブッシュ系の品種を混植・受精させた方が結実がよくなる・果実が大きくなるなどの良い結果が得られます。
    混植の際は、同じ開花期の品種を選ぶように気をつけます。

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